ソクラテスとは

ソクラテス|3行まとめ

ソクラテスは紀元前、古代ギリシアの哲学者。「哲学の祖」とも呼ばれ、弟子にはプラトン、アリストテレスらがいる。思想は「無知の知」であり、有限的存在の人間における知の限界を指摘し、それを認めることの大切さを説いた。

時代背景と人物像

ソクラテスが活躍したのは、古代ギリシアの都市国家アテネ。
当時のアテネは選ばれた貴族だけが政治へ関わることのできる貴族制ではなく、選挙と抽選によって多くの人が政治へ関わる民主制であった。

この民主制で選挙で選ばれるには、いかに大衆を説得できるかが重要であり、政治に関する知識や弁論術が重視された。そこで、人々に政治に関する知識や弁論術を教えたのが「ソフィスト」(ギリシア語で賢者を意味する)と呼ばれる知識人である。代表的な人物としては「人間は万物の尺度である」という言葉で知られるプロタゴラスや多くの学芸に通じていたいといわれるヒッピアスらがいる。

ソクラテスはいわゆる知識人や賢いと呼ばれている人々が本当に賢いのか、実際に会って会話を行った。しかし、彼らが実際に賢いわけではないことに気づき、無知の知や問答法というソクラテスの思想へ至った。

なお、ソクラテスは著作を残していないため、弟子であるプラトンらの著作からソクラテスの思想は伝わっている。

思想

  • 無知の知
    世間で知者や賢者と認識されてすべてを知っていると考えている人々も、神と比較するれば何も知らないのと同然である。
    まずは自分の無知を自覚することから知の探求は始まり、可能な限り神(すべてを知っている存在)に近づくことが可能となる。
  • 問答法
    その名の通り「問い」と「回答」を繰り返す対話形式。
    「問い」と「回答」を繰り返すことで、回答に矛盾が生まれ、その矛盾を自覚することで「無知の知」に至る。「無知の知」に至る手助けするという点から、産婆術という名称も用いられる。

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